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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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主人公がまだ40歳前と思われるのに老人ぽい悔恨を述べるので、当時の平均寿命を調べてみてびっくり!なんと、明治はおろか昭和の初期でさえ、平均寿命は40歳代を超えないのですね。それにしても、悪いことをしたわけでもないのに、あの結末とは!田山花袋はどんな人かと思いました。
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あっけなくてびっくりした
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衝撃の結末。
迷える自然主義の産物なのか。あるいは説話として書いたのではと勘ぐりたくもなるような、そんな最後の突飛さ。
ん、ユーモア小説を志向していたのかも?
「ほしいままなこと」
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「自然主義文学」の祖として日本文学史に名前を残しながら、いまひとつ読まれることの少ない花袋の奇作??
満員電車の中で制服を着た少女の匂いをクンカクンカしたり、気になった少女の家を確かめたり、あゝ、若いころもっと肉のかほりを嗅げばよかった、と嘆いたりる主人公。「あいつは若いころ、オナヌーやりすぎだろ」とまわりから言われる主人公。で衝撃のラスト!
なんじゃこりゃ?な純文学。
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