灯台鬼 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  人里はなれた辺鄙な地方の小さな入り海に建つ灯台で、嵐の夜に起こった怪事件。
     謎を捜査するのは、入り海の向こう側に建つ臨海水産試験所に勤める研究員の語り手と、その上司の東屋(あずまや)氏。
     専門の探偵ではないようですが、探偵趣味があるようで、語り手が抜かりなく手がかりを発見し、上司の東屋氏が推理を働かせるという名コンビぶりを発揮。
     名探偵はこんなところに埋もれているんですなあ。
     日々、専門分野の研究に勤しみながら、探偵趣味にも磨きをかけていたんですねえ。
     時々開かれる職場の懇親会では探偵小説談義で盛り上がっていたりして。
     こんな職場、働きやすいんと違いますか?
    (実は東屋氏は『動かぬ鯨群』でも探偵役として登場しています。他の作品にも登場しているのでしょうか?)

      
     おっと、探偵側に力点を置き過ぎた。
     探偵側の幸せな境遇に対して、犯人や巻き込まれた被害者側の不幸な境遇には同情を禁じ得ません。
     人生、何が起こるか分かりません。
     ほんの少しの運命の差で楽園の住人になることも、地獄に転落することもあります。
     せめて気を確かに持って油断しないように日々を送りたいものです。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180315/p1

  • 犯行のタイミングと出産が重なるというのはちょっと不自然な感じもした。灯台の灯りを回す仕組みを利用したトリックというのが興味深いと思った。

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