半七捕物帳 01 お文の魂 [青空文庫]

  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 本作が『半七捕物帳』の第一作?
    推理というより怪談風味。殺人事件は発生せず、死人もありません。
    幽霊話は悩める女の作り話ということで、それを見破るにあたっては、半七の推理力よりも経験に培われた眼力、いわゆるカンが大いに寄与したという物語。

  • 半七捕物帳って名前だけ知ってたけど69話もあるシリーズだとは知らなかった。ずっと昔に書かれた本だけどまったく違和感がないし面白い。一話が短いから少しの時間で読み進められそう。楽しみ♪

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著者プロフィール

(おかもと・きどう)1872~1939
東京生まれ。幼少時から父に漢詩を、叔父に英語を学ぶ。中学卒業後、新聞、雑誌の記者として働きながら戯曲の執筆を始め、1902年、岡鬼太郎と合作した『金鯱噂高浪(こがねのしゃちほこうわさのたかなみ)』が初の上演作品となる。1911年、二代目市川左團次のために書いた『修禅寺物語』が出世作となり、以降、『鳥辺山心中』、『番町皿屋敷』など左團次のために七十数篇の戯曲を執筆する。1917年、捕物帳の嚆矢となる「半七捕物帳」を発表、1937年まで68作を書き継ぐ人気シリーズとなる。怪談にも造詣が深く、連作集『三浦老人昔話』、『青蛙堂鬼談』などは、類型を脱した新時代の怪談として評価も高い。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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