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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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私はこの作品を読みながら、鳥肌が止まらなかった。友達の結婚への祝福の手紙から始まり祝福の言葉で終わるハッピーエンドの小説と勝手に想像していたが、読み手を恐怖に引きずり落とすもはやホラー作品であった。あまりにもグロテスクであった。自分の失恋の気持ちが、こうも歪んだ気持ちになってしまうのは現代にも無くはないことである。少なくとも私はこんな男のようにはならないと断言出来る。たかが失恋しただけで大袈裟すぎると思うが、失恋というものを経験したことがある人は気持ちがわかるのだろうか…
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失恋。この経験を誰もがしうるかもしれない。本書では、失恋した科学者の手紙を読み上げる形式の物語で、恋愛曲線という本の題名からは誰も想像できない内容である。
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