蟹工船 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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レビュー : 12
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • 蟹工船を読みました。
    読みながら手を洗いたくなるような描写です。
    オカルトやホラーとは違う、人の恐ろしさを感じます。
    そして、本当にこんな時代があったのかと思います。
    多分あったのでしょう。
    囚人と違わない、あるいは、囚人以上に過酷な労働状態です。
    そんなに抑圧されて、人は本当に立ち上がることができるのでしょうか。
    死を覚悟すると、なんでもできるのでしょうか。
    少数の支配者に対して対抗している人たちは、歴史上沢山いますが、名も無き労働者たちのそんな行動が今の私たちの生活につながっているのだろうと思います。

  • 資本主義が入ってきた時代の財閥?のような大きな会社で雇用者が奴隷のように扱われそれに団結して立ち向かう物語でした。
    今の時代のブラック企業より真っ黒な雇用者の権利が確立されず経営者に搾取されボロ雑巾なように扱われる様は、様はとても恐ろしく痛ましく横暴で極めて利己的です。

    最後がハッピーエンドで胸がすっとしました。

  • 労働搾取のひどかったこと。
    あまりの描写に疑いたくなるほどですが、きっと本当だったんだな…平和な国になったものです。

  • 函館の訛りが懐かしい。

    あんな時代を礎に今の時代があるんだ…。。

  • 戦時下における資本主義のえげつなさがすさまじい。

  • 工船での日々の生活の汗臭い描写が生々しくて評価です。でも簡単に労働者が一致団結するとか、明るい未来を予感させるエンディングとか、あまりに安易過ぎて失笑です。

  • 言わずと知れたプロレタリア文学.
    重労働と「糞壺」と言われた船内での生活が印象に残る.

  • 仕事に悩んでいた時に読んだ。

  • 青空文庫で無料で読めると知り、今更ながら初めてちゃんと読んでみた。ごめんなさい。
    何より驚いたのは、小林多喜二は29で亡くなっておりこの作品は26,7の頃に書かれたものであること。
    そんな若くして、これだけ生々しい描写が出来るようになる為にはどんな経験をしていたのか全く想像出来ない。
    舞台が北海道近海からカムチャッカ、モデルになっているのが実在した会社と船であり、まさに労使とはこういうことを言ったんだろうな考えさせられる。フィクションでありながら、それに近いことが実際に起こっていたであろうことが想像でき、実に興味深かった。スーパーで蟹の缶詰を見るたびに思い出しそうです。

    • eri0980さん
      読後の閉塞感、この上ない書籍ですよね。ワタクシも、昨年ぐらいに改めて読みました。
      読後の閉塞感、この上ない書籍ですよね。ワタクシも、昨年ぐらいに改めて読みました。
      2013/06/08
  • ・蟹工船が数年前から若い人に読まれているという。
    ・蟹工船の監督も桜宮高バスケ部の監督も共通する点が多々ある。憎まれ役を演じて、最後には主役(船主であったり、教育委員会や市長)に捨てられる。
    ・船長も校長も雇い主の意向を重視(カニ缶の増産や運動部の成績向上での学校名のステータスを上げるなど)して、監督の暴行を見て見ぬふりをしていたくせに、いざとなったら、責任を回避して逃げる。監督も労働者や運動部員と同じく犠牲者なのだ。
    ・蟹工船でも脚気のために、命を落とした労働者が多くいたが、戦争(特に第二次世界大戦)でも、日本兵は戦闘で死亡した数より、病気(脚気やマラリア)で死亡した数の方が多いという。(病気の日本近代史・秦郁彦著)戦略ミスであり、軍上層部の責任は重い。
    白米ばかし食べていると脚気になるという。小生は7分つき米を食しているが・・・・・・。

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