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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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太宰作品の多くに言えることだけど、やはり1文目で大変に心を掴まれる。一回目だからそこまで深い考察はできないし間違ってると思うんだけど、1文目はなんとなくその女工と弟のやりとりのなかりも同じようなものが垣間見えるというか、やっぱりこの作品全体のキーセンテンスなんだとおもう。「はじめに言葉ありき」と書いてあるが、本当にその通りだし、結局これでしかないとも思った。
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『富嶽百景』の少しあとの話、かな……
後半の姉弟のやりとりが、『斜陽』の姉弟と重なる。
太宰は恋に支えられていた人なのだと、あらためて思う。 -
書き出しの一節がとても好きです。それからも、なんてことのないことですが、救われたほの明るい感じがして良いです。わたしも、心が救われたもろもろの事について書き散らして誰かに送りたい、とふと思いました。短いエッセイでしたがとても良かったです。
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