正義と微笑 [青空文庫]

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感想・レビュー・書評

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  • 多くは申しません。四月十七日の段を読んでください。なぜ学ぶのか、教養が必要なのかについての金言が書いてあります。
    (太宰治全集6巻 [筑摩書房, 1998] に所収)

    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA36306957

  • よかった。面白かった。色白で兄に「お前は美男子だよ。」と言われる可愛くて志し高くて感じやすくて気分屋で挫けやすいが明るい主人公。また色白であることを揶揄されれば平手を食らわせる気概がある。また遣り返さない相手を女々しいと軽蔑し、しかし翌日には仲直りしてやる潔さがよい。“硬派”な文化を敬遠してるようなのも湿っぽくなくて良い。
    一高に落ち、R大に入るが幻滅し俳優を目指す‥‥とか粗筋はそんな気にしなくて良い。
    主人公と兄さんの関係が近くて正直で微笑ましいです。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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