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感想・レビュー・書評
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附録の論文「自由詩のリズムに就て」
自由詩がなんなのか分からない人向け。そもそも詩とは何かから始まる。言葉の韻を踏むこと「韻律(リズム)」という形式。形式からはズレたものは旋律のない詩「不自由詩」。音楽との密接な関係。
イマ風に言うなら「ラップ」かな。
あくまで彼の持論ですが。自分でもよく分かってないとこある。
本タイトルを『憂鬱なる』にするつもりだったが『月に吠える』を出してから六年経ってしまった。その間に取って置きだったはずの『憂鬱なる※※』が他作で出てしまったり、詩風が変わったり、生活の主題が移ったりなどで大幅に発行が遅れてしまった。今になって出すのは恥ずかしいけど、でも出します。っていう事が書かれてました。
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「幻の寢臺」、「憂鬱なる櫻」(←こちらの二篇は雑誌『感情』に掲載)、「さびしい青猫」、「閑雅な食慾」、「意思と無明」、「艶めける霊魂」、他詩一篇。
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底本「萩原朔太郎全集 第一巻」筑摩書房
底本の親本「青猫」新潮社詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういうnein,neinな自意識肥大文章は私は苦手。
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