歪んだ夢 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  夢に取りつかれたある人物の語る、夢の不思議な物語。
     この人物は幼い頃から不思議な夢を見ています。
     一種の予知能力でしょうか、幽体離脱なのでしょうか。
     南方熊楠は夢の中で山中を歩き回り、観察地点を探したと言われています。
     この物語の語り手も、その夢の能力をいい方向に活用していれば、人生に役立てることができたことでしょうが、残念ながら有意義な方向に活用できませんでした。折角の能力も宝の持ち腐れです。
     そして、物語は衝撃の結末へ!!
     天才と狂人は紙一重、素晴らしい能力を活用するのも悪用するのも紙一重、ということが教訓となる物語でした。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150527/p1

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著者プロフィール

1913年生まれ、1944年没。東京生まれ。探偵小説作家としてデビューし、SFで一躍人気作家に。本作『地底大陸』が代表作。

「2018年 『地底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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