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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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夢に取りつかれたある人物の語る、夢の不思議な物語。
この人物は幼い頃から不思議な夢を見ています。
一種の予知能力でしょうか、幽体離脱なのでしょうか。
南方熊楠は夢の中で山中を歩き回り、観察地点を探したと言われています。
この物語の語り手も、その夢の能力をいい方向に活用していれば、人生に役立てることができたことでしょうが、残念ながら有意義な方向に活用できませんでした。折角の能力も宝の持ち腐れです。
そして、物語は衝撃の結末へ!!
天才と狂人は紙一重、素晴らしい能力を活用するのも悪用するのも紙一重、ということが教訓となる物語でした。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150527/p1詳細をみるコメント0件をすべて表示
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