感想・レビュー・書評
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今も昔も男はだらしなく、女はその犠牲者である。
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全体的に暗い内容である。ただ、暗いだけでなく、人間のはかなさや、もろさが読み取れる。比喩表現がたくさんあり、暗い中でも、どんどん読み進めることができる作品である。
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酒と女と金にだらしない男とその妻の話。
「人非人でもいい」「生きてさえいればいい」
それは愛なのか? それとも諦めなのか?
ろくでもない男に惹かれる女、は太宰によく出てくるテーマだけれど、ギリギリで生きながら、笑いがこみ上げるほどの男の体たらくに、それでも許してしまえるのは愛なのかもしれない。 -
うーん…暗いっ!(笑)さすが、第二次世界大戦後まもない頃の物語なだけありますね。一見コミカルに見えますが、男女関係の闇が垣間見えているように感じました。
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ダメな夫を支える妻の話。
妻の虚無感と、女性の強さをよく表していると思う。 -
おもしろかった。
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