新釈諸国噺 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 井原西鶴の作品を太宰が二次創作した短編集。

    イソップ童話のような寓話系の短編が多い。(かつ、多くがお金絡み)
    川に11文落としたので、4両払ってお金を探させる話「裸川」が面白い。くそ真面目がバカを見る……と思いきや、後半でどんでん返し。
    また、そのくそ真面目武士の話がちょこっと他の話に出てきたり、兼好法師の『徒然草』をもじったり、わりと洒落が利いている。
    かと思えば、「猿塚」や「義理」など、純粋に可哀相な話もある。
    古典が大嫌いなので、最初は読み切れるか心配したが、慣れてしまえばけっこう読みやすい。
    まえがきの太宰の「言い訳」も面白い。

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著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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