コーヒー哲学序説 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 寺田先生の「コーヒーと私」エッセイ。

    幼いころ、まだ「おくすり」の一種だった牛乳に、風味づけとして少しだけ混ぜられたコーヒーに魅せられた先生は、欧羅巴への留学ではコーヒー三昧だったとみえ、各国のコーヒータイム事情をつぶさに観察なさっている。これがどれもこれも美味しそうで(ただし英国を除く)たまらない。

    カフェでたしなむコーヒーの愉しみだけに終わらないのがいかにも寺田先生で、コーヒーのもたらす興奮を、芸術や哲学や宗教といった、人間を高みに登らせるものと比べて論じられる。これが実に大仰で、あまりに広がりすぎて、ラストに「ちとやりすぎたかも…」的な先生の照れが感じられるところが、なかなかプリチーなエッセイです。

  • 子どもの頃の、牛乳に入たコーヒーのエピソード(今で言うミルメークか?)が微笑ましい。

  • 異能の物理学者、寺田寅彦のコーヒー哲学はおもしろい。短いし、すぐ読めちゃうよ。読んだあと、コーヒーが飲みたくなるよ。

    • Pipo@ひねもす縁側さん
      初めまして。談話室でご紹介されていたのを拝見し、早速読んでみました。寺田寅彦らしくて、とても面白かったです。ありがとうございました。
      初めまして。談話室でご紹介されていたのを拝見し、早速読んでみました。寺田寅彦らしくて、とても面白かったです。ありがとうございました。
      2013/03/16
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「2022年 『寺田寅彦随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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