イボタの虫 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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  • 題名からもしやホラーか!?という想像をしたものの、実際にはホラーというより爽やかだった。ていうかイボタというとなんかイモトっぽい響きだ。いや、言ってみてなんだが、実は全然そんなことないな。
    でもって何だかうだうだ言いながらも適当な事いって言い逃れをしようとする女々しい作家の主人公が、しかしこの時代の作家風情はいつも何故に女々しく言い訳がましいのか、指摘せずにはいられないんだけども、それはさておきこの苦労して手に入れた薬の最後に至っての扱いの酷さがというか、投げやり感が実に適当で、打ち切り漫画てきな酷さで、まぁ実は割と好き。

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