二、〇〇〇年戦争 [青空文庫]

  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 超大国2つが世界を分けているという状況から始まります。
    その超大国の片方で、占領下に収めた国の敗戦記念日(超大国側は染料記念日)で、そこでいろいろなトラブルが発生します。
    超大国同士は揚げ足取りなどで非常に仲が悪い。
    そこによくわからない軍が出てきて攻撃してきます。
    お互いにもう一つの超大国がやったことだろうと、攻撃したり偵察したりしていきます。
    が、よくわからない状態でどっちもヤラれていきます。
    そのよくわからない軍が第3勢力。
    占領された国の生き残りが作った第3勢力でした。
    そして、その第3勢力が超大国2つを抑えこんでしまうという展開です。

    超大国2つで大戦争が勃発して全滅するだろうと思ったら第3勢力登場して、一気に超大国2つを叩き潰してしまうとか、すかっとする展開でした。
    姫が偽物だとか、数十年かけて強力兵器を創りあげていたとか、ワクワクする展開が多かったです。
    文章そのものもワクワクするような書き方なので、スラスラ読めてしまいます。
    面白かったです。

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著者プロフィール

1897-1949。推理小説家。日本SFの草分け。主な作品に、「電気風呂の怪死事件」「深夜の市長」「赤外線男」「蠅男」「十八時の音楽浴」「地球盗難」「火星兵団」など。

「2018年 『海底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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