皿屋敷 [青空文庫]

  • 青空文庫 (2003年8月13日発売)
  • 新字新仮名
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青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • ブクログの読書記録に載せられる本を探していて見つけた作品。
    タイトルは知っているけれど、考えてみたらちゃんと読んだことはないなぁと思い、今、青空文庫の方で読んできました。

    で、読んでみてひとこと。

    雇い主夫婦、超暴力的…!

    皿1枚割ったくらいで、髪はボロボロにしちゃうし、中指切り落としちゃうし、恐ろしいです。
    そんな折檻を想定して、皿を取り落とした瞬間に青褪めるお菊さん。
    まあね、あんな暴力的な雇い主だったら、青褪めるのも無理はないと思うんですが、
    でもなんか、真っ青な顔で「あああ、どうしよう、あたし、とんでもないことしちゃったわあああ……!」って言ってる様子が浮かんで、すっごく可愛く思えました。

    そしてお菊が逃亡したあと、雇い主夫婦の周りで、奇妙なことが起こり始めます。
    はたして、それは、彼女の呪いなのか、否か……。

    「1枚、2枚……ああっ、やっぱり1枚足りない……ご主人様になんて言われるか……」

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著者プロフィール

1880-1941。高知県出身の伝記作家、怪談文芸の大家。代表作に『日本怪談全集』など。

「2023年 『日本怪談実話〈全〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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