- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
小人の国、大人の国、飛ぶ島(ラピュタ)、馬の国に漂着してしまう。
小人の国の話は絵本などでお馴染みだし、他もそういうのがあるというのは聞いたことがあったけど、実際に読んだのは初めて。
単なるおとぎ話ではなく、人間や社会を皮肉、風刺した話。特に馬の国の話は風刺というより直接的な批判で痛烈でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラピュータについて
-
ガリバーが訪れたのは小人の国だけじゃなかった!その上なぜか日本にまでやってきている…スウィフトさんはなぜ日本を入れたんだろう。その他はすべて架空の国なのに。物語が発表された当時、日本はそれだけ神秘的だったのかな。大人になって読み直して知ることってあるんだなと思った。
-
小人の国が有名だけど,それだけでなく巨人の国,天空の島(ラピュタ),馬の国,と変なところをたくさん旅行している.1700年代であるが,日本にも来ていたりする.
-
私が読んだところ、第一篇<第二篇<第三篇<第四篇、と、後になるにつれ、より面白くなっていくように感じました。
第二編では、自分が小さいという危険な状態であり、スリルを感じる展開でした。
第三編は、奇想天外な科学が登場し、マッドな発明家が色々と登場し、喜劇的でした。
何より第四編が味わい深い。
理性的な馬の形をしたフウイヌム人達の世界では、人間のようなヤフーが醜悪な存在として存在しています。
このヤフー達の醜悪なこと。
ネット上でヘイトな言説をまき散らしているいわゆるネトウヨとかネトサポとかいう連中を思い出しました。
スウィフトは風刺としてこの作品を書かれたようで、作品中で色々なことを当てこすっているようですが、どういう意味なのか、解説がないと分かりかねます。
解説書も読んでみたいと思いました。
現代の日本も悪い方向に向かってすごい速さで進みつつあります。
現代の日本を風刺した“現代日本版ガリバー旅行記”が描かれることが必要ではないでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20131119/p1 -
「いかなればかくも生の恥辱に耐えて生きながらえん」面白かった! まだ抜けてるエピソードが多々あるようだから別訳も読んでみたい。
-
小人の国と巨人の国は知っていても、まさかラピュタや日本が出てくるなんて^^;
「天空の城ラピュタ」のオープニングに出てくるので本当なの? って読んでみました。
著者プロフィール
原民喜の作品





