後光殺人事件 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  犯行のトリックは聞いてびっくり、ピタゴラスイッチのような大掛かりな仕掛けだった。しかし読んだだけではあまりよく分からない。映像化してほしい。
     しかしこういったトリックはえてして計算通りいかないものではないでしょうか。犯人は何度かリハーサルを繰り返して実験したのでしょうか。現場での工作もいざやってみると手違いが生じたりして。私はどんくさいので無理です。
     犯行のトリックはこういう物理的な仕掛けに加えて、心理的な仕掛けもあります。フロイトの夢分析も引用して何やら難しいことが述べられています。
     犯人は技術者としてもメンタリストとしても優秀。この能力をもっと別の有意義なことに使えば良かった。父親の復讐は置いといてイベントクリエーターになれば良かったのです。その方がお父上の良いご供養になるのではないでしょうか。とはいえ当時はそんな職業は成り立ったのでしょうか。現在に生きる読者の何らかの教訓になれば本作品も意義があるというものです。

    『三四郎』な人生論
     リハーサルなしのぶっつけ本番?!【後光殺人事件】
      https://sanshirou.seesaa.net/article/486679092.html

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著者プロフィール

1901 年(明治34)3 月14 日、東京神田旅籠町に生まれる。本名・ 栄次郎。京華中学校卒業、正則英語学校高等科にも通学。1933 年(昭 和8)、『完全犯罪』(『新青年』7 月号)を発表、本格的な創作活動 に入る。『黒死館殺人事件』によって日本探偵小説史上に確固たる 地位を築いた。他の作品に『白蟻』『オフェリア殺し』『紅殻駱駝の 秘密』『魔童子』『二十世紀鉄仮面』などがある。第4 回直木賞候補。 1941 年(昭和16)、陸軍報道班員としてマレーへ出征。1946 年(昭 和21)2 月10 日、脳溢血で急逝。

「2021年 『亜細亜の旗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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