源氏物語 02 帚木 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • ・五月雨の夜、光源氏のもとに、頭中将が訪ねてきた。さらに左馬頭と藤式部丞も交えて、4人で女性談義をする(雨夜の品定め)。
    ・若者の女性観なれど、女性遍歴を経た男達の女性観である。そして、女流文学者ならではの奥深い女性観でもある。男はもとより、世の女性必読の巻である。
    ・男として生まれたなら、自分がかかわった女性の品定めを一度はしてみたいものではある。語り記すほどの経験が足らない自分を反省せり。

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著者プロフィール

1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。

「2023年 『与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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