源氏物語 03 空蝉 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 伊予介(伊予国の国守の次官)を務める男の元に後妻として嫁いだ空蝉を忘れられない源氏は、彼女のつれないあしらいにも却って思いが募り、彼女の幼い弟の小君を案内に、再び紀伊守邸へ忍んで行った。
    そこで継娘(伊予介の前妻の娘、軒端荻)と碁を打ち合う空蝉の姿を覗き見し、決して美女ではないもののたしなみ深い空蝉をやはり魅力的だと改めて心惹かれる。
    源氏の訪れを察した空蝉は、薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去り、心ならずも後に残された軒端荻と契った源氏はその薄衣を代わりに持ち帰った。

    ・「一盗 二卑 三妾 四妻」といいますからなあ・・・・・。
    ・本当のプレーボーイはブスもありがたくいただくんだね、奥が深い。

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著者プロフィール

1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。

「2023年 『与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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