源氏物語 04 夕顔 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • ・空蝉とか夕顔とかいうようなはなやかでない女と源氏のした恋の話。
    ・弱々しい女、恋人になった男に全生命を任せているというような女が源氏は好きだという。そんな女を自分好みに育てたいとのこと。
    ・無垢(処女)のままの女性を自分好みの女性に変えていきたいという男性の気持ちは誰しも同じだろうが、昨今、そんな女性に出会うのは難しくなったようだ。
    ・それにしても、急死してしまった夕顔を置き去りにして帰ってしまう源氏は許せない。いつぞや、若手男優が、互いに麻薬を吸引していて死んだ愛人を部屋に残したまま逃げてしまい問題になったが、それと重なる。

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著者プロフィール

1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。

「2023年 『与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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