E/pさんの感想
2014年2月22日
六条の御息所との別れを惜しんだ直後に、その娘に興味を持つあたり源氏の節操の無さに頭を抱えます。 桐壺の院が亡くなって、政治的に源氏の旗色が悪い時期なのに朧月夜と密会して、それが父親の太政大臣にバレてしまいます。 源氏の大ピンチですが、自業自得としか言えないのがなんとも…。
1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。 「2023年 『与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」