E/pさんの感想
2017年2月22日
源氏が後見になった六条御息所の娘が入内。 帝に妃をすでに差し上げている権中納言(頭中将)と帝の寵を争い絵合わせすることになり、殿上人が集まり華やかな巻です。 源氏が亡き院に言われた言葉に、千年も前から芸術を追及することと、長寿と幸福は併存しないと思われていたことにびっくりです。
1878年大阪府堺市生まれ。大恋愛の末、与謝野鉄幹と結婚。処女歌集『みだれ髪』で一躍、情熱的な歌人として著名に。その後、小説、随筆、評論、童話、戯曲など多岐に渡り活躍。『源氏物語』は、幼少時代からの愛読書で、現代語訳も3度手掛けている。1942年没。 「2023年 『与謝野晶子訳 紫式部日記・和泉式部日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」