ラプンツェル [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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レビュー : 2
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • 森晶麿さんの「俗・偽恋愛小説家」でラプンツェルが取り上げられていたので、読み返す。
    意外にもラプンツェルが髪の毛切り落とされた後の展開を覚えていなかった。というよりかは、なんかうまくいってハッピーエンドくらいしか記憶なく。
    魔女がという割には、魔法とか呪術とか使わないので、魔女というのは記号的意味なんだろうな。

  • 原作のグリム童話でのストーリーと比べると、言わずもがな大変な差があります。しかし子どもたちに読み聞かせる、または子どもたちが読む場合の健全な童話としては、やはりこのような"最終的にハッピーエンド""めでたしめでたし"で終える作品が相応しいのでしょうか。

    短いストーリーですが、”盗賊"が何人も存在しているところは面白いですね。
    また、実母の私利私欲を満たすための言動、実父の自己保身、魔女による洗脳とも言えるある種の教育など考えさせられる点は多々あります。そしてラプンツェル自身が育ての親である魔女に対して語る台詞がなんともあっさりしていて逆に恐ろしくもあります。

    しかしメンタルの弱さを見せつけたと思ったら、同一人物とは思えない生命力を発揮したりと、王子が王子とは思えない描写がこの王子の魅力だと思ってしまう私は捻くれ者でしょうか。

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