葉桜と魔笛 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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レビュー : 5
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • 妹の交際相手が薄情な人間だからと言って,妹が大切にしていた手紙を妹に黙って焼却してしまうというのは,なかなか向こう見ずだなという印象.ただ,全体を踏まえると,それも含めて,しがらみに囚われず楽しみを見出さずにいた青春の否定という,登場人物の心理を暗示してもいるのだろうか.

  • ブクログさんツイッターでの紹介から。自分には「女生徒」より「待つ」やこの作品のような、ちょっとミステリアスな出来事を女性文体で書いている方が好み。山岸涼子先生か羽津彬子先生に漫画化して欲しい。

  • 前々から気になっていた作品だったので読みました。
    泉鏡花の三尺角を彷彿とさせる作品です。あちらのほうが幻想の色は濃いですが、この作品も儚い美しさのある作品だと感じました。
    果たして、口笛は神の恵みだったのか、父の仕業だったのか。
    わたしは、学者気質で世俗に疎かったふたりの父が軍艦マアチを演奏できたとは思いませんでした。
    しかし、もしかして、と希望を持たせるような終わりです。
    もし父が吹いていたなら、厳格だったという父はきっと妹の告白を盗み聞いて責任を感じ、後悔してそのような行動に出たのではないかと思います。

  • 日露戦争時代。姉妹愛。どんでんがえし。口笛の謎。

    #fooとbar

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著者プロフィール

1909年(明治42年)〜 1948年(昭和23年)日本の小説家。代表作に『斜陽』『人間失格』『走れメロス』『富嶽百景』など多数。

「2019年 『女神 太宰治アイロニー傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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