ヘヤーピン一本 [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 作品名にある通り、ヘヤーピン一本がこの作品のポイントである。しかしポイントといっても、作品の中でヘヤーピンが出てくる場面は少ない。
    それなのにも関わらず読み終わった後わたしの心にヘヤーピン一本への意識が向いたのは、最後に書かれている主人公の心情を読んだからなのか、作品名なのに登場シーンが少なかったことへの違和感からか、断定はできないし、想像で済ませ謎のままで良いのではないかとわたしは思う。
    様々な出来事を経験した旅路の中でなぜ主人公の心にヘヤーピン一本だけが残ったのか、思い思いに想像を巡らせながら読んでほしいと思う作品であった。

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著者プロフィール

1890(明治23)年、福岡県朝倉郡福田村(現・朝倉市)に生まれる。1915年、東京帝国大学卒業後、明治大学、法政大学などで教授を務めた。また、1921年ごろから子供のための短編を書いて赤い鳥社などから出版社、100以上のおとぎ話を残した。有名な学者、フランス文学の翻訳者としても知られ、訳書に「レ・ミゼラブル」「ジャン・クリストフ」などがある。1955(昭和30)年、永眠。

「2018年 『豊島与志雄短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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