感想・レビュー・書評
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ごく若い頃に読んだ短編。
あのとき瞼の裏に思い描いた西瓜畑のエピソード(ここでは土竜とされているが、その時にはチャーと言う猫に似た架空の動物と解説されていた)が、いまだに忘れられず再読。あの頃のようには色鮮やかに、もう夢想できなくなっているこころに気づかされる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教科書で読んだときより成長したせいか、主人公の哀しみが一層迫って感じられた。幸福な子供時代の思い出とともに美しく記憶されていた故郷と、そこに生きる人々の姿へのある種のあこがれが崩れていくせつなさ。新しくまっさらな友情を育む子供たちに希望が残される。
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