故郷 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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レビュー : 3
  • 青空文庫 ・電子書籍

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  • ごく若い頃に読んだ短編。
    あのとき瞼の裏に思い描いた西瓜畑のエピソード(ここでは土竜とされているが、その時にはチャーと言う猫に似た架空の動物と解説されていた)が、いまだに忘れられず再読。あの頃のようには色鮮やかに、もう夢想できなくなっているこころに気づかされる。

  • 教科書で読んだときより成長したせいか、主人公の哀しみが一層迫って感じられた。幸福な子供時代の思い出とともに美しく記憶されていた故郷と、そこに生きる人々の姿へのある種のあこがれが崩れていくせつなさ。新しくまっさらな友情を育む子供たちに希望が残される。

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著者プロフィール

本名、周樹人。1881年、浙江省紹興生まれ。官僚の家柄であったが、21歳のとき日本へ留学したのち、革新思想に目覚め、清朝による異民族支配を一貫して批判。27歳で帰国し、教職の傍ら、鋭い現実認識と強い民衆愛に基づいた文筆活動を展開。1936年、上海で病死。被圧迫民族の生んだ思想・文学の最高峰としてあまねく評価を得ている。著書に、『狂人日記』『阿Q正伝』『故郷』など多数。

「2018年 『阿Q正伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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