ダス・ゲマイネ [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 友人の影響というものを考える。

    太宰自身を第三者的に登場させているのが自虐的。
    朗読劇があったら聞きたい、心地よい読みやすさ、空虚感。


    ⭐️メモ
    『ダス・ゲマイネ』は、ドイツ語のDas Gemeine(俗っぽさ)と、津軽弁の「んだすけまいね」(そんなだからだめなんだ)という音をかけているという。

  • 貧乏学生が謎のほら吹き音大生に同人誌を作らないか、と誘われて、仲間を集める話。

    「グレーテルのかまど」に登場したのをきっかけに読んでみたが、やっぱり太宰は読みやすいな。

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著者プロフィール

明治42年(1909年)青森県生まれ。小説家。1935年、「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し玉川上水で入水自殺した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『魚服記』、『葉桜と魔笛』、『女生徒』がある。

「2023年 『待つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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