注文の多い料理店 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
3.81
  • (5)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 50
レビュー : 4
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山奥の料理店に迷い込んだ男たちの話。人は信じたいものを信じる。5,400文字。

  • 青空文庫で読了。大自然は時に茶目っ気を出して、人間を戒めるもんですね。元々人間も自然の一部なので、あまり原則から外れてしまいそうになると、それを戻そうとする力が働くのかもしれません。日本料理店「山猫堂」と出くわさぬようにしたいと思います。

  • 山奥で狩りをする二人の男。
    自然や動物を軽視し、西洋かぶれで損得勘定ばかりを気にするが彼らが見つけた料理店。
    料理店から出される注文を自分勝手に解釈し、最後にようやく二人は料理されるのは自分たちであることに気づく。
    顔をくしゃくしゃにして怯えていると、見捨てた犬たちが救いに来る。助かったもののくしゃくしゃになった顔はもとには戻らなかった。

    自然軽視への批判にもなっている教訓童話。
    最後にそれでも自然は救ってくれる顛末が、自分が自然に対してどう接したらいいのか考えさせてくれる。

  • 子供の時以来に読む。
    やっぱりこれ面白い。
    当時は童話と思わずに読んでいたのだけど、
    宮沢賢治を多少知ってから読むと、やはり童話なんだなと。
    男たちが食べられて終わりだと思っていたけど、
    そんな残酷な童話ではなかったんだね。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1896年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921年から5年間、花巻農学校教諭。中 学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの 開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。1933年没。

「2020年 『十力の金剛石』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮沢賢治の作品

ツイートする