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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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面白かった。後半は、自由映画人連盟との個人的な確執だけど、前段の戦争責任者の問題について語る部分はもっともだ!と納得してしまう。論理的だなぁ。
私もしばしば集団の中で和を尊ぶ、と言えば聞こえはいいけど、それは集団に騙されているのかもしれない。自己の信念を以て、しっかり生きていきたい、と何となく姿勢を正す感じで読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白い。伊丹万作という人は、文章をすごい理詰めで書き進めていく人なんだなぁ。論理や論証が明確で分かりやすく、読んでいて楽しい。
戦争の話は正直遠い話で、よく分かっていないが、戦争責任が誰に存するかについて、はじめてこういう見方から論ずるものを読んだ。
他の作品もそうだが、なるほどねー、と思った。
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