1902(明治35)年 0歳
1月1日、北斗(本名瀧次郎)、父甚作(文久2年12月15日生)と母ハル(明治4年9月生)の間の3男として、北海道余市郡余市町大字大川町に生まれる。父は漁業を営んでいた。兄2人、姉1人、妹1人、弟3人が生まれたが、長兄を除き北斗を含め7人が夭逝している。祖父万次郎はアイヌ最初の留学生として東京芝増上寺に留学し、のちに北海道開拓使雇員となった。
1908(明治41)年 6歳
尋常小学校に入学。担任の奈良直弥先生に愛され、終生指導と影響を受ける。
1914(大正3)年 12歳
尋常小学校を卒業。
1917(大正6)年 15歳
夕張線登川付近に木材人夫として出稼ぎ。
1-918(大正7)年 16歳
網走線大誉地に出稼ぎ、病気になる。
1919(大正8)年 17歳
石狩の錬漁場や登村の柴刈りに出稼ぎ。
1920(大正9)年 18歳
佃を借りて茄子等を作るが病気再発する。
1921(大正10)年 19歳
轟鉱山に出稼ぎ。
1922(大正11)年 20歳
徴兵検査で甲種合格する。
1923(大正12)年 21歳
朝里等に落葉松伐採に従事、病気になる。7月、旭川輜重輸卒として入隊、8月除隊す。上京をする予定が、関東大震災のため中止。
1924(大正13)年 22歳
沿海州に出稼ぎ。
1925(大正14)年 23歳
2月、西
「1983年 『コタン』 で使われていた紹介文から引用しています。」