本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
自信の無さをきっぱりと肯定する潔さを感じました。受け止めて、そこから花を咲かせる。自信が無くてもいいのか…と思いました。でも鵜呑みにするのもこわい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の部分、わざわざ傍点をつけているのがいい。
-
自信が持てない。真面目に生き、ひそかに読書などすらしている。努力し、結果を出している。しかしそれは私に自信を与えるどころか、一層それを奪っていく。
自信が無いことの原因を、社会に転嫁するようなことはしない。この「自信の無さ」に向き合い、卑屈の克服ではなく、卑屈をあるがまま肯定することで、今までにない自己認識・自己肯定・社会の好転等 が得られることを記念している。
読んだときは誌的でステキ、自分の自信の無さもその肯定から発展の土壌になるかと考えたが、意味を考えるにイマイチしっくりこなくなってしまった…
結局、人より少しだけ社会的に成功している自分が自己肯定を持てない自己肯定をするため、または自己肯定を安易にしてしまうような他人を嘲る意図が無いとは言い切れないのではないかな、と思う。
全3件中 1 - 3件を表示
著者プロフィール
太宰治の作品





