自信の無さ [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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感想 : 3
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  • 自信の無さをきっぱりと肯定する潔さを感じました。受け止めて、そこから花を咲かせる。自信が無くてもいいのか…と思いました。でも鵜呑みにするのもこわい。

  • 最後の部分、わざわざ傍点をつけているのがいい。

  •  自信が持てない。真面目に生き、ひそかに読書などすらしている。努力し、結果を出している。しかしそれは私に自信を与えるどころか、一層それを奪っていく。
     自信が無いことの原因を、社会に転嫁するようなことはしない。この「自信の無さ」に向き合い、卑屈の克服ではなく、卑屈をあるがまま肯定することで、今までにない自己認識・自己肯定・社会の好転等 が得られることを記念している。
     読んだときは誌的でステキ、自分の自信の無さもその肯定から発展の土壌になるかと考えたが、意味を考えるにイマイチしっくりこなくなってしまった…
     結局、人より少しだけ社会的に成功している自分が自己肯定を持てない自己肯定をするため、または自己肯定を安易にしてしまうような他人を嘲る意図が無いとは言い切れないのではないかな、と思う。

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著者プロフィール

明治42年(1909年)青森県生まれ。小説家。1935年、「逆行」が第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し玉川上水で入水自殺した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『魚服記』、『葉桜と魔笛』、『女生徒』がある。

「2023年 『待つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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