意慾的創作文章の形式と方法 [青空文庫]

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  • タイトルの通り、坂口安吾による「小説を書くこと。その方法。心構え」についての指南書。全七段で構成されていて概論的なところから始まり、途中他の作家の例も取り入れながら小説を書くに置いて何が大切な述べていく。

    一、小説の文章は必要以外のことを書いてはならない。
    一、小説の文章は創作にも批判にも先づ第一に此の隠れた意慾に目を据えなければならない。
    一、小説の文章は独立した文章として完成し、なだらかに美しく一種の詩の音律美を具えてゐても値打をもたない。

    等々。
    そうだろうなと思いつつもそれを成し遂げるって本当難しいよなと思うものばかりでした。そういえば自分は安吾の小説を読んだことがない。何か読んでみようかな。

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著者プロフィール

1906年生まれ、1955年没。太平洋戦前から戦後に活躍した小説家。代表作に『堕落論』『白痴』『桜の森の満開の下』等。

「2024年 『青鬼の褌を洗う女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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