感想・レビュー・書評
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戦前戦後の様子を、二人の兵士の目線から描いた短編。ある意味、淡々と当時の状況をこまめに抜き出していて、ドラマティックさはない。しかし、そのタイトルの通り明日への希望をほのかに感じさせる。大阪出身の作者らしい、ふんわりとした大阪弁の口語が作品を和らげてくれる一作。
ラジオ文芸館2013年6月1日にて朗読。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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