檸檬 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 旧字旧仮名
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感想 : 4
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

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  • ふん、成る程。お陰でより一層「ザ・ワールド・イズ・マイン」のトシが実像を浮かび上がりやがった。抜かしよるわな。
    ここではないそこでもないどこでもない連れ立ってしまう鮮やかな存在。

  • 表現が好き。
    さらりと読めるのも好き。

    読後、すっきりとした気分になる。

  • 夏の100冊でよく見かけるのでそんなにいい作品なら読んでみようと思って読みました。
    文庫のさわやかなレモンイエローの限定カバーにも惹かれましたが、青空文庫はタブレット持っていれば気軽にダウンロードできて場所もとらないし何よりタダで名作が読めるのがいいですよね!

    話の内容ですが、自堕落な生活を送っていてそんな自分に嫌気がさしているけどなかなかやる気がでない主人公が、果物屋さんで色や形に心惹かれて檸檬を一つ購入し、たくさんの本や学生を見ると憂鬱な気持ちになってしまうので入らないようにしている本屋さんに思い切って入って本を散らかして積み上げて檸檬をてっぺんに置いてすっきりした気持ちで本屋さんを後にする、というような感じだと思います。
    主人公の気持ちは理解できなくもないです。レモン色って目立つけど派手過ぎなくて綺麗だし、レモンの形もまん丸でもなく不安定に見えてかわいいです。ごちゃごちゃした場所におくとその風景に緊張感を与えるような気がします。
    主人公は最後清清しい気持ちで立ち去りますが、現状は何も変わってないんですよね。主人公は借金で悩んでいるようですが。

    私も悩みとか後回しにしていることとかあるんですが主人公に共感しつつもやっぱり現実逃避は良くないなと思いました。
    夏の100冊に選ばれているだけあって暑くてぼーっとしてしまいがちな夏に読むといい作品なのかもしれません。

  • あざやかさと、この世界観が好き。
    ビー玉の感覚って、魅力的だよね、と思い出す。

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著者プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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