アーニイ・パイルの前に立ちて [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 作品名: アーニイ・パイルの前に立ちて
    作品名読み: アーニイ・パイルのまえにたちて
    著者名: 小林 一三

    https://www.aozora.gr.jp/cards/001256/card46657.html

    戦後、東京宝塚劇場は、米軍に摂取され、比島で戦死した新聞記者の名をとって
    アーニィ・パイル劇場となっていた。

    上野公園に比して、日比谷公園から宮城方面への景色。劇場に響き渡る、宝塚の校歌
    GHQに摂取されていた第一生命ビルの白亜の建物、マッカーサーの異常にきれいづきのエピソードが語られている
    買収した、帝国劇場が、チャイコフスキーの白鳥の湖の盛況ぶりに嘆息している
    東宝の労働争議と日本映画、日活の社長との会話。

    戦後の混乱期を通じて、東京宝塚劇場、帝国劇場、東宝。そのような状況を旨に、小林一三が、急行で大阪にもどることで終わっている。

    目次
    ネオンの中に明滅する追憶
    アーニィ・パイルの教訓
    老いの繰り言
    帝劇に夢みた私の計画
    洋楽と邦楽について
    米国映画と日本映画

    底本データ
    底本: 宝塚漫筆
    出版社: 阪急電鉄
    初版発行日: 1980(昭和55)年2月15日
    入力に使用: 1980(昭和55)年2月15日第1刷
    校正に使用: 1980(昭和55)年2月15日第1刷
    底本の親本: 宝塚漫筆
    出版社: 実業之日本社
    初版発行日: 1955(昭和30)年6月20日
    P89

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

小林一三(こばやし いちぞう)
明治~昭和期の実業家、政治家(1873~1957)。山梨県北巨摩郡韮崎町(現・韮崎市)に生れる。慶應義塾卒業後、三井銀行入社。箕面有馬電鉄(現・阪急電鉄)創立に参加して専務、のち社長。宝塚少女歌劇、東宝映画などを創設。阪急百貨店、東京電灯(東京電力の前身)社長。第2次近衛内閣の商工相、幣原内閣の国務相、復興院総裁を歴任。戦後、公職追放解除後に東宝社長。逸翁は号。

「2016年 『逸翁自叙伝 阪急創業者・小林一三の回想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小林一三の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×