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感想・レビュー・書評
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作品名: アーニイ・パイルの前に立ちて
作品名読み: アーニイ・パイルのまえにたちて
著者名: 小林 一三
https://www.aozora.gr.jp/cards/001256/card46657.html
戦後、東京宝塚劇場は、米軍に摂取され、比島で戦死した新聞記者の名をとって
アーニィ・パイル劇場となっていた。
上野公園に比して、日比谷公園から宮城方面への景色。劇場に響き渡る、宝塚の校歌
GHQに摂取されていた第一生命ビルの白亜の建物、マッカーサーの異常にきれいづきのエピソードが語られている
買収した、帝国劇場が、チャイコフスキーの白鳥の湖の盛況ぶりに嘆息している
東宝の労働争議と日本映画、日活の社長との会話。
戦後の混乱期を通じて、東京宝塚劇場、帝国劇場、東宝。そのような状況を旨に、小林一三が、急行で大阪にもどることで終わっている。
目次
ネオンの中に明滅する追憶
アーニィ・パイルの教訓
老いの繰り言
帝劇に夢みた私の計画
洋楽と邦楽について
米国映画と日本映画
底本データ
底本: 宝塚漫筆
出版社: 阪急電鉄
初版発行日: 1980(昭和55)年2月15日
入力に使用: 1980(昭和55)年2月15日第1刷
校正に使用: 1980(昭和55)年2月15日第1刷
底本の親本: 宝塚漫筆
出版社: 実業之日本社
初版発行日: 1955(昭和30)年6月20日
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