智恵子抄 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字旧仮名
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感想・レビュー・書評

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  • 最後のほうの「智恵子の半生」に惹かれた.どういう境遇•心象で詩を書いたかが理解できる.
    最初にここを読んでから読んだほうが良いかもしれない.

  • 10代で読んだとき、奥方の苦労を美談にしすぎていると感じ、さらに光太郎という人のある種の傲慢さが作品の其処此処に現れている気がして、好きになれなかった。しかし、30代になって、人というものはそれほど強くはないと知ってから改めて読むと、自らの内面にある人として当然受け容れてよい弱さを認められず我慢しつづけた真面目な夫婦の、つらかったであろう人生が察せられた。

  • 何度読んでも静謐で、哀しくて、肉感的で、絵画的で、美しい作品です。

  • すべてをちゃんと読んだのは初めて。思ったよりじっとりとした雰囲気だ。
    2013/12/7

  • 純愛好き。智恵子は精神も生き様も楚々と美しいな。

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著者プロフィール

詩:詩人・彫刻家。高村光雲の長男。東京美術学校卒業後、欧米に留学してロダンに傾倒。帰国後、「スバル」同人。耽美的な詩風から理想主義的・人道主義的な詩風へと転じる。代表作:「道程」「智恵子抄」「典型」「ロダンの言葉」等。


「2013年 『女声合唱とピアノのための 組曲 智恵子抄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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