牧野富太郎(まきの・とみたろう) 1862年、土佐(現高知県)生まれ。江戸、明治、大正、昭和と一生涯を植物に捧げた植物学者。裕福な商家に生まれ、子供の頃から植物に親しんだ。学歴はなくとも東京大学の植物学教室への出入りを許され、同大助手、講師を務めながら研究を進めた。新種発表、50万点ともいわれる標本の採集、『植物学雑誌』『日本植物志図篇』『牧野日本植物図鑑』の刊行など、数多くの功績をのこした。 「2023年 『牧野富太郎選集5 植物一日一題』 で使われていた紹介文から引用しています。」