本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
なるほど、これがセンター試験にでたら頭を抱えるだろうなと、可哀想な受験生たちを想像しながら楽しく読ませて頂きました。
大正時代の作品だけれども、描かれているのは今でも共通する家族のこと。時代を超えて読み続けられるものとは思わないけれど、独特のリズムや雰囲気が私は気に入った。牧野さんの他の作品も読んでみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今年の大学入試センター試験で、平均点5割を切ったという国語に出題された題材と知り、読んでみる。
大正時代の作品。作品の中でさらに短い小説がでてくる。
徐々に電話が引かれる様になった時代の、地球儀を囲んで交わされる会話が妙に気に入った。地球が丸いコトや、地球の裏側に家族がいるコトの不思議さ、いろいろな想いが地球儀とともに回る。
地球儀好きには、親しみがわくような作品。なんだかじわじわくる。以前から欲しかった地球儀がまた欲しくなった。
そして、牧野作品...もっと読んでみたくなった。
今回の入試問題には、難解とされてきた小林秀雄作品が出題されたらしい。そちらもさっそく登録 ♪
全3件中 1 - 3件を表示