握り寿司の名人 [青空文庫]

  • 青空文庫 (2010年1月29日発売)
  • 新字新仮名
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感想・レビュー・書評

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  • タイトルに惹かれて手に取った。
    寿司ネタにマグロは欠かせない、に大賛成。ビールを一杯…も棄てがたいが、やっぱ寿司は熱いお茶で。旨いガリも必須アイテムですよね。等々、一々頷きながら読んでしまった。
    旨い魚に旨い米に旨い海苔に旨い酢、そして旨いガリ。
    これだけ揃った一流の寿司屋に行ける、一流の客になってみたい。

  • つい最近、とある回転寿司屋に行って思う所があり、「寿司」関係の書籍を見つけたので読んでみました。
    本書が書かれた時代と現在があまりに違うのでどう書けば良いのか分かりませんが、感想はいろいろな意味で「面白かった」です。

    > トマトの寿司、コンビーフの寿司、サンドイッチの寿司、トンカツの寿司

    が書かれていますが、いやいや中々いい線いってるな、と。

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著者プロフィール

北大路魯山人 (きたおおじ ろさんじん)
料理研究家・陶芸家・書家=本名房次郎。1883(明治16)年、京都・上賀茂神社の社家の次男として生まれる。1904(明治37)年、日本美術展覧会の千字文の書で一等を受賞。その後、篆刻、陶芸に手を染める。19年には古美術商を営むかたわら、会員制の「美食倶楽部」を発足させる。25年には東京麹町に、当時のセレブを対象にした日本料理の料亭、星岡茶寮を創設、顧問兼料理長に就任。26年、北鎌倉の山崎に窯を築き、星岡窯と称した。料理と陶磁器と書に鬼才を発揮、新境地を開いた。美食に人生をかけ、美的生活に耽溺した。1959(昭和34)年12月21日、好物のタニシのジストマによる肝硬変で死去。

「2020年 『魯山人の和食力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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