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感想・レビュー・書評
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2022年11月のブンゴウメール。
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日本屈指の知識人・三木清師の読書論。
戦前に書かれたものらしいですが、今でも十分通用します。
ただ、ここで書かれている“読書”とは、教養としての“読書”であって、エンタメ的な小説(ミステリー・SF・風俗関係など)ではないでしょう。
三木師はエンタメ的な読書についてはどう思われていたのでしょうか。
それはともかく、本編には示唆に富んだ記述が頻出しています。
三木清レベルに近付けるか、渡部昇一レベルに堕するか、そこは自分のバランス感覚でしょう。
なお、「ディレッタンティズム」という用語が否定的に使われています。
私もツイッターではディレッタントを名乗っているので見過ごすことはできません。
私は元来学問や芸術を好む性格でしたが、思春期の危機を乗り越えることができず精神を病み、20年近くを無為に送っているうちに人生から落伍してしまいました。
憧れの学問や芸術に関する世界には入れなかったけど学問や芸術を愛好する一般人として、良い意味での「ディレッタント」と名乗っています。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170506/p1
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