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- 青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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最終章で作者は空爆や原子爆弾が投下されている悲惨な時代を原子時代と名付けている。人間は時代が変わり進化していくにつれ、様々な知識を身に付けるがその知識が科学の発展に貢献するものもあれば、将来的に人類に危害を加えてしまうものもある。原子時代ということで、原子力がこれからの明暗の鍵を握っていると伝えたかったのではないか。
放射線の研究を携わっている一人の人間として、作者は自らがその原子力の破壊力の大きさに触れてしまったことで新たな興味も沸いてしまう複雑さも描かれている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
場面の切り替え具合の鮮やかさ。まるでシナリオとして書かれたような。
研究者の性もしくは業を感じてしまった。
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