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青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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作品名: 回顧と展望
作品名読み: かいことてんぼう
著者名: 高木 貞治
高木貞治の数学修業である
高木先生の本は、共立からがほとんどで、共立から、岩波文庫に切り出されたもののようです。珍しいです。
数学っていろんな入り方があるのだなあとおもってしまいます。
概要は以下です。
1894年 東京帝国大学へ入学
1年 微積分と、解析幾何学を勉強
2年 函数論の中の楕円函数論、サルモンの代数曲線論⇒射影幾何学
3年・4年は自由に乱読、アーベル方程式、ガロア理論⇒代数学
ベルリンへ留学 微分方程式、関数論、ガロアリロン、整数論、群論、代数的整数論、代数函数
ガウス数体、レムニスケート函数、等角写像、積分方程式、ヒルベルト空間論、変分法、微分方程式
帰国後 代数曲線、類体論、アーベル体
ストラスブルグの万国数学会議 整数論、類体論
クラインとの思い出 幾何学 という内容です
高木先生の著書は、私がもっていたものだけでも、以下があります。
解析概論には散々苦しめられた本ですが、数の概念は、薄っぺらい本だったのに全然に前にすすめなかった記憶があります。
代数学講義
初等整数論講義
解析概論
代数的整数論
数の概念
底本:「近世数学史談」岩波文庫、岩波書店
1995(平成7)年8月18日第1刷発行
底本の親本:「近世数学史談」共立出版
1970(昭和45)年10月発行
初出:「改造」改造社
1941(昭和16)年発行
※表題は底本では、「1.回顧と展望(昭和15年)」となっています。
※底本は横組みです。
入力:鈴木厚司
校正:田中哲郎
2010年12月2日作成詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
時代を感じさせない若々しさに驚く。
著者プロフィール
高木貞治の作品





