消えた美しい不思議なにじ [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1
レビュー : 1
  • 青空文庫 ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  姉妹は自分が降り注いでいたものが全部に行きわたっていないことを知る。全ての幸せを願った妹は、現実を知り絶望する。全ての破滅を願った姉は、現実を知ってもなお終わりのない作業を続ける。一見元気そうに見えて、実は繊細だったり、逆に悪そうなやつだけど、健気だったり。どこまでも対照的な姉妹だなと思った。
    結末はハッピーエンドに見えないけど、健気に苦しみを振りまいているから今があるんだろうなとも思えてくる。1度は苦しみを味わえ―と苦しみを振りまいているんだから、2回はないだろうとか。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

小川未明(オガワ ミメイ)
1882年新潟県高田(現上越市)に生まれる。坪内逍遥や島村抱月から指導を受け、ラフカディオ・ハーンの講義に感銘を受ける。卒業後、早稲田文学社に勤務しながら、多くの作品を発表する。1925年に早大童話会を立ち上げ、翌年、東京日日新聞に「今後を童話作家に」と題する所感を発表し、童話専念を宣言する。1946年に創設された日本児童文学者協会の初代会長を務め、1961年没。童話の代表作としては「月夜と眼鏡」のほか、「金の輪」「赤い蝋燭と人魚」「野薔薇」などがあげられる。

「2019年 『月夜とめがね』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川未明の作品

消えた美しい不思議なにじを本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 0
新しい本棚登録 1
新しい本棚登録 0
ツイートする