鳴門秘帖 06 鳴門の巻 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 青空文庫 ・電子書籍

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  •  2巻3巻あたりで「読本の筋でもないし」とメタな気配もにおわせながら、最終的にきれいに風呂敷をたたんで、文も読みやすく続きを読み進めたいと思わせてくれたエンタメ。
     幕末を視野に入れた時代背景からかシンプルな勧善懲悪にはなっていなくて、主人公の幕府隠密法月といい、敵方の関屋孫兵衛や旅川周馬、勤皇竹屋三位、阿波の森啓之助や天堂、龍耳老人たちといい、思想ないし欲も能力ももち、矛盾を内包しながらぶつかり合っていくお話はおもしろかった。

  • 鳴門秘帖 吉川英治の傑作として名前だけは知っていたが、死後50年で著作権が切れたのを期に青空文庫で読ませていただいた。
    全6巻もあるので全部読むのに時間かかるかと思ってたが面白くてドキドキワクワクあっという間に読み終えてしまった。
    勧善懲悪ではなく登場人物それぞれに思いがあって読んでると一緒に辛くなったり喜んだり、これぞ娯楽大衆小説だと思った。
    特に見返りお綱の気持ちは切なかったが、最後はやっぱりあれでよかったんだと思う。

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著者プロフィール

1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。

「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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