青い石とメダル [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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レビュー : 2
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  • 犬殺しがいて自分の家のかわいい犬を捕られないようにするため飼い主は蓄犬票をもらってきていたが、森や空き家で生まれた宿無しの犬は小屋もなく、蓄犬票を貰ってきてくれる人もいなっかた。だから主人公の勇ちゃんは可愛がっている野犬の犬のクロちゃんが心配でたまらなかったため、両親に飼いたいと何度も頼むが、反対されてしまう。
    ある日、勇ちゃんは、徳ちゃんが蓄犬票が古くなったような銅製のメダルを持っているのを見かけた。勇ちゃんはそれが欲しいと言うと徳ちゃんは青い石となら交換してもいいといった。青い石は遠くに住むおばあちゃんの家の近くで見つけたもので、その石を見るとおばあちゃんを思い出すほど大切なものだった。しかし勇ちゃんはクロの命が大事だったためメダルと石を交換した。
    勇ちゃんはクロにメダルをつけてあげた。他の野犬が捕まっていく中クロは無事だった。すると、今まで飼うことを反対していた父が本当の鑑札をつけてやろうといい、飼い犬になった。
    私は、この話では「何か大切なものを犠牲にしないと大切なものは得られない」ということを伝えたいのではないかと考えた。

  • すごく心温まる話だった。
    この話はかなり好き。
    自分が青い石とメダル、どちらを選ぶとしたらどちらを選びますか?と皆さんに問いたくなるようなテーマだった。
    私は、きっと主人公の勇ちゃんと同じ選択をします。

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著者プロフィール

小川未明(オガワ ミメイ)
1882年新潟県高田(現上越市)に生まれる。坪内逍遥や島村抱月から指導を受け、ラフカディオ・ハーンの講義に感銘を受ける。卒業後、早稲田文学社に勤務しながら、多くの作品を発表する。1925年に早大童話会を立ち上げ、翌年、東京日日新聞に「今後を童話作家に」と題する所感を発表し、童話専念を宣言する。1946年に創設された日本児童文学者協会の初代会長を務め、1961年没。童話の代表作としては「月夜と眼鏡」のほか、「金の輪」「赤い蝋燭と人魚」「野薔薇」などがあげられる。

「2019年 『月夜とめがね』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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