雄志さんの感想
2016年6月26日
同い年同じ日はろくな人がいないはずだと自分からはっきり言ってしまうあたり太宰らしい。最後のあたりがいい。軽い言葉になるけれど、気持ちはそんなんじゃ足りない。そういう姿勢は好き。
1909年(明治42年)、青森県北津軽郡金木村の大地主の六男として生まれる。本名、津島修治。 薬物中毒になりながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を発表。主な作品に『走れメロス』『お伽草紙』『人間失格』『斜陽』などがある。戦後は流行作家として活躍するも、1948年6月13日、玉川上水で愛人であった山崎富栄と入水自殺。享年38。 「2022年 『太宰治⑦ グッド・バイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」