夏の日の夢 [青空文庫]

著者 :
  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  • 「その旅館は、楽園のよううに思えたし、女中(メイド)たちも天女の
     ようだった」
    このような出だしで、物語は始まる。
    懐かしいかつての日本の生活と風景があった。
    懐かしいと言っても、私が生まれる大分前の世界だが。
    こういった落ち着いた世界を、私は好む。

    「浦島太郎」のその後の生き方に関しての
    西洋人の見解の相違に面白さを覚え、
    「貧しい木樵の夫婦」の話には、「老妻」の振る舞いに、
    女性の若さ、美しさへの強い思いを感じ、男には、
    単純に喜んでしまう素朴さを覚えた。
    中々心に残るものだった。
    昔話の世界を読んでみるのも楽しいと思う。

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著者プロフィール

1951年生まれ
1980年 九州大学大学院法学研究科修了
1982年 大分大学経済学部助教授
1985年 北海道大学法学部助教授
1988~90年 イェール大学ロー・スクール客員研究員
1991年 北海道大学法学部教授
現在 北海道大学大学院法学研究科特任教授

主 著
『《法と経済学》の法理論』北海道大学図書刊行会,1996年
『法と経済学――新しい知的テリトリー(法学の泉)』信山社,1997年


「2015年 『≪法と文学≫の法理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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