雄志さんの感想
2017年11月23日
怪談なのだが、最初は全く気が付かなかった。離婚で子供二人が別々になったとかかなーって。でも、社会的背景としてはたぶんないと分かった時点で怪談だと気が付く。あまり霊的な描写が無くて、違和感で気づく系の怪談かなと。最後のシーンが切ない。
1889年石川県生まれ。詩人、作家。1915年、萩原朔太郎、山村暮鳥らと交わり、『卓上噴水』を創刊。18年『愛の詩集』を自費出版、以後『抒情小曲集』『寂しき都会』など数々の詩集を刊行。58年『杏っ子』により読売文学賞、59年『我が愛する詩人の伝記』により毎日出版文化賞、『かげろふの日記遺文』により野間文芸賞を受賞。1962年没。 「2021年 『写文集 我が愛する詩人の伝記』 で使われていた紹介文から引用しています。」