本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
青空文庫 ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
これ、初恋っていうよりパパだいすき!っていう話なのでは、と思った。男の子がきれいなお姉さんにぽーっとなるのはあまりにもふつうなシチュエーションなので、とくだんにおもしろいと思わないのだが、息子の父に対する思慕の表現はあまり見かけないので、目新しく尊く感じた。
お姉さんの方は、まあ客観的にみればわりと人生詰んでいたから、グレちゃってたのかなと思う。周りのいい歳の男たちが、だれも彼女にきちんと向き合わないっていうね。見苦しいことです。
それにしても昔のロシアの小説は、街の話でも緑が多く太陽は眩しく風がさわやかに吹き渡る。秋冬が長い国だからこそなのかもしれない。 -
色々な感情が瑞々しく書かれていてとても読みやすい。
過ぎた時間は戻らず、我々が憧れるロマンスのような巡り合わせも望むことができない現実を突きつけられる結末はとても切ない。
主人公の初恋の経験が輝きに満ちた記憶として強調されているように思えた。 -
若い時に読んでいたかもしれないが、意識してロシア文学を読んだのは始めてだ。「青春」の一幕としての評もある作品らしいけど、正直言うと、微妙な感想に困る内容だった。定番の一つとも言えるので、時代背景とかをもう少し勉強しないとな。
-
若い頃に読まないと意味がない話かな.
主人公の16歳の少年,お姉様,さらに取り巻きに,大人,いろいろと年の差があるが年の功(?)もあるというものか. -
親子丼な話、ってまとめでよろしいでしょうか(笑