ひとりすまう [青空文庫]

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  • 青空文庫
  • 新字新仮名
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  •  独り相撲、なるほど……。若いからこうなってしまったのかもしれないし、それでも良かったのかもしれないし。
     明日子と主人公の出会い方がすごい。死にそうに見えた明日子に「あなたは死ぬんじゃありませんか?」って言ってしまった主人公に対して、喀血しているあなたの方が死にそうだって返すあたりから、関係は始まっていたんじゃないかなとすら思う(早とちりかもしれないけど、きっかけには十分なったと思う)。轡川と別れるきっかけとなっていたけれど、それでも複雑だったと思う。「夫婦善哉」とはまた違う感じだけれど、主人公が予期したように関係が戻りそうでもある。主人公はかわいそうな初恋(たぶん)だけれどー……。

  • 一人住まう、なのかと思って読んで首をかしげたがこれは一人相撲?三人もいるのに。誰一人そこにいない。一人でしかいきられない。一人ではいられないのに。

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著者プロフィール

一九一三(大正二)年、大阪生まれ。小説家。主な作品に小説「夫婦善哉」「世相」「土曜夫人」、評論「可能性の文学」などのほか、『織田作之助全集』がある。一九四七(昭和二二)年没。

「2021年 『王将・坂田三吉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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